あの・・・ぼく来月から英語を使う職種に就くことになってて・・・。
ネガティブな出来事が起きていないという条件の下で不定期的に死にたくなる。
レベリオ区襲撃戦が個人的に一番の盛り上がり所だった。
巨人化能力者vs巨人化能力者という構図も良いし、アッカーマンの強さも際立っていた。
ラーラタイバーも戦鎚の巨人も謎の神々しさがあって良かった。
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戦略策定という観点ではエルヴィンとアルミンがとにかく突出していた。
超大型巨人の捕食によって生還したのはエルヴィンではなくアルミンだったけど、エルヴィンはパラディ島の未来を案じていたわけではなかったから結果的に正解択だった。
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マーレ側ではピークが軍人としてかなり優秀だった。
巨人化能力者でもあったことから、ハンジと対等に渡り合える人材は多分ピークだけだったと思う。
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ガビとファルコがいればマーレの未来は明るい。
ガビはパラディ島潜入前後で見違えるような成長を遂げたし、ファルコは
・レベリオ区襲撃戦でピークを庇うために雷槍を持ったジャンの前に立ち塞がる。
・パラディ島潜入後にガビを守り通して、巨人化の危機が迫った時にはガビへ自分の想いを伝える。
等、漢の中の漢だった。
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フロックはかなり印象的なキャラクターだった。
非イェーガー派の目線で話が進むから漫画では敵っぽく見えるだけで、フロックに救われた人間自体は少なくなかったんじゃないかと思う。
そもそもイェーガー派は悪い人間の集まりではないわけだし。
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地鳴らしの発動と共にアニの硬質化も解かれる流れは最高だった。
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キヨミが何の前触れもなく唐突に武闘派と化したのは面白かった。
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兵長は無愛想なだけかと思いきや魅力の塊だった。
・ジョークが平然と口から出てくる。
・初めて人を撃って不安定になっていたアルミンを励ます。
・その反面で撃てなかったジャンのことを間違いだと断定しない(プロセスとリザルトの違いを理解しているし、これはマーレ編でのジャンの行動原理に繋がった)。
・マルロの覚悟を計る役割にジャンが挙手した際に一任する(=部下を信用している)。
・ハンジの最期やらムカデ消滅後の敬礼やらからわかる通り慈しみがある。
等々。
そりゃあ人気も出ますわな。
都内の安アパートに住んでいる俺の部屋にインターホンの音が鳴り響いた。
モニターには若い女性が映っていた。
予定のない来客には対応しないつもりだったが、宗教の勧誘に来たようにも見えなかったので、記憶から抜けているだけで通販の配送かもしれないと思って受話器を取った。
「同じ階に住んでいる者です。」
受話器を通して女性はそう言った。
俺はドアを開けた。
モニターには映っていなかったが、優しそうなお父様も一緒にいた。
最近引っ越してきたとのことで、挨拶をしたいとのことだった。
好意的な挨拶をした。
二人とも安心したようだった。
俺はドアを閉めた。
二人に音が聞こえないように少し時間を空けてから、ドアの鍵をかけた。
これで良かったんだと思う。
二人で同じ心の傷を抱えて、これからもよろしくと言葉を交わして。
でもお互いに心の奥底で、自分のせいでこうなったと思っていて。
だからこそ歩み寄ろうとして、だからこそ歩み寄りきれなかった。
出会ったことは間違いではなかったと今でも思ってる。
どこかで区切りをつけなければならなくて、それが今日だったというだけだった。
どこで歯車が狂ったんだろうかという言葉に、俺は何も返せなかった。
その歯車は最後まで元に戻らなかった。
でも、これで良かったんだと思う。
職務経歴書によく書くMicrosoft Wordのスキルとして
『職務経歴書をWordで作成可能なレベル』
とか書いたら面白いんじゃないかと思った。
自分がこれを実際には書かないっていう辺りが若さの喪失なんだろうなあ。