ひよこ

嘘をつかないことの大切さ
嘘をつかないことの大切さ
No.548

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帝国ルートは他3ルートと比べて後に作られていて、更には納期の都合もあったらしく、他ルートと比べて簡素化されているところが少なくない。

他ルートではムービーが流れるところが一枚絵で済まされているのがその好例で、ガルグ=マク籠城戦後のベレトス落下ムービーなんて
ヒューベルト「先生が……崖下に!」
という露骨な説明台詞で代替されている。

5年後の再会もエーデルガルトVSディミトリの最後も一枚絵だし、発注の時間やらコストやらがあったんだろうなあという感じである。


ただ、対アガルタがEPに含まれていないことに関しては少し異なる理由も混じっている気がする。

EP数が他と比べて少ないことについてはコストが考慮された感はある。
実際問題、帝国ルートの最後の方では1つの進軍戦闘にネームドキャラが何人も詰め込まれていて、これを分散させるようなストーリー展開があればEP数は稼げたとは思う。

対アガルタはこういう訳にはいかない。
同盟ルートと教会ルートを見ればわかるように、アガルタ戦の後にそれぞれラスボス戦が挿入されている。
恐らくはラスボスが各ルートで被らないようにという配慮があったものと思われるが、つまりはアガルタはラスボス足り得ないのだ。

と言っても、帝国ルートでアガルタ戦以降に倒すべき敵は存在しない。
かといって、ディミトリとレアを倒す前にアガルタを倒すのは、教会打倒後までは帝国とアガルタで協力するというストーリーにそぐわない。
覇骸を倒してベレトスが皇帝になるという教会ルートと同じパターンにするとしても、覇骸になるタイミングが見つからないだろう。

総じて、アガルタを描かかずにコンパクトになっているのは、良いとは言えずとも悪いわけではないような気もする。


尤も、帝国ルートの存在意義はストーリーではない。
第二部の各所に散りばめられたエガちゃんis可愛いとエガちゃんlovesベレトスこそ本懐なのである。
先生と絡んだエガちゃんの言動を帝国メンバーから茶化されたり、エガちゃんが描いた先生の似顔絵が先生に見つかったり。
外伝『天山いまだ越えず』が顕著で、オフモードの可愛らしいエーデルガルトを見ることができる。
ついでにヒューベルトも所々でウキウキだったりする。

こればっかりは映像を見てもらうしかない。
敵として合間見えた時とは全く異なるその姿。
そりゃあエデレスが流行るわけだ。
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